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【社会】元中国残留婦人:血縁のない家族18人、定住認められ来日
- 1 :ミス・たわし(060918)φ ★:2006/09/10(日) 08:39:59.41 ID:???
- 元中国残留婦人の西田栄美子さん(76)=大阪府八尾市=の夫の連れ子だった中国人5人
と家族計18人が9日、定住するために来日した。これまで日本人と血縁のない外国人の定住
は認められなかったが、法務省が昨年、中国残留孤児・婦人が実子同様に育てた養子や継子
に限り認める方針を打ち出し、来日が実現した。78年に帰国した西田さんはひ孫の代まで含
め親族が91人おり、うち実子の家族ら73人は既に日本に定住。18人の来日で、28年ぶりに
全員がそろった。
関西国際空港で、親族ら約20人とともに出迎えた西田さんは「戦争と国家によって、家族を
分断され続けた人生だった。今やっと、家族を取り戻した」と涙を流した。
西田さんは終戦間際の45年4月、開拓団の一員として福岡県から旧満州(現中国東北部)
に渡り、戦後、生き延びるため現地にとどまった。中国人の夫の連れ子7人を含む計13人の
子どもを育て78年、念願の帰国を果たして夫や実子らを呼び寄せた。95年、夫の連れ子だ
った石長春さん(52)一家を呼び寄せようとしたが、血縁がないとして不許可とされた。入管へ
の再三の事情説明も聞き入れられなかった。
ところが、97年、長春さんら連れ子3人が家族を連れ、知人の孤児の家族にまぎれて相次
いで偽装入国。西田さんは悩んだ末、00年、「血縁はなくても私の子です」と名乗り出て、在
留特別許可を嘆願したが、長春さんら2家族7人は強制送還された。
この日、再来日となる長春さんら7人を含む18人が空港到着口から出てくると、西田さんは
泣きながら一人一人と抱き合った。親族らは就労可能な「定住者」の在留資格を得て大阪府内
で仕事や通学をしており、18人も同様に生活する予定。
中国残留孤児・婦人が育てた養子や継子をめぐっては、入国後に国外退去命令を受ける事
例が全国で続出し、一部は訴訟に発展した。福岡高裁が05年3月、退去命令取り消しを命じる
初判断を示し、法務省が方針を変更した。変更後、多数の中国人に一括して定住許可が出た
のは初めて。【村元展也】
毎日新聞 2006年9月10日 1時38分
ソース http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060910k0000m040158000c.html
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