【裁判】神戸市立小のわいせつ教諭、20回にわたり女児に犯行繰り返す

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２０回にわたり犯行　神戸市立小のわいせつ教諭　2006/09/20

　神戸市立小学校教諭による女児わいせつ事件で、強制わいせつの罪で
起訴された被告（５５）＝同市西区、懲戒免職＝が、女児に今年一月か
ら二十回にわたり、犯行を繰り返していたことが二十日、分かった。同
被告の初公判が同日、神戸地裁（的場純男裁判官）で開かれ、検察側が
冒頭陳述で明らかにした。同被告は起訴事実を認めた。

　さらに、検察側は公判で、「被告は学級の児童を成績や気に入ってい
る順番に班分けしていた」と指摘。「児童を平手でたたいたり、カッ
ターナイフを投げ付けたりしていた」とし、「児童が被告の機嫌をうか
がうようになっていた」と学級運営の実態を明らかにした。

　また「被告は犯行後、女児に対して『誰にも言ったらあかんよ。二人
だけの秘密ね』などと口止めをしていた」とした。　起訴状によると、
被告は今年三月二十二日、勤務先の小学校校舎内で、当時六年生で教え
子だった女児に抱き付き、体を触るなどしたとされる。

神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000117347.shtml